クローブの薬膳効果
クローブには様々な薬膳効果がありますので、いくつかご紹介していきます。
①抗酸化作用
クローブに含まれるオイゲノールという成分には、抗酸化作用があることが確認されています。活性酸素を取り除き、効力を失わせたりします。
活性酸素自体は、ウイルスを攻撃したりといった効果もあるのですが、増えすぎてしまうと細胞自身にも攻撃してしまい、細部本来の機能が失われてしまい生活習慣病につながると言われています。
②消化促進
クローブには消化機能を促進する作用があります。アーユルヴェーダでは身体を温める効果があるとして使われておりますし、漢方でも身体の中を温め、気を下す働きがあるとされ冷えが原因の腹痛や、食欲増進などに用いられています。
③鎮痛・抗菌効果
クローブには強力な心痛効果と抗菌作用があります。そのため、局所麻酔にも用いられるなど医学的にも重宝されています
また、虫歯からくる歯痛は本当に耐えがたいものですが、そんなときもクローブがその痛みを和らげてくれるともいわれています。
このほかにも様々な薬膳効果が期待できるクローブ。薬なんかにも使われるなんて言うと副作用があるのでは?なんて心配なさる方がいらっしゃるかと思いますが、ご安心ください!クローブには副作用らしい副作用はありません。
ただし、クローブは非常に強い効果があるスパイスです。使いすぎると目的以上の働きをすることも考えれるので、くれぐれも食べ過ぎにはお気をつけください。